注意
<DL>http://www1.axfc.net/uploader/C/so/122125
<PW>パスワードはnoです
<ver>1.01
名前 | ノーブレスフラグメント |
ジャンル | サウンドノベル |
プレイ時間 |
45分〜55分 |
製作日数16日、修正日数?日。
が、当然のように3日間ほどかけて修正と絵の一部追加をおこないます。他のフリーゲームサイトに載るまでに直します。
<あらすじ>
デルタ皇国皇帝は常に完璧を求めていた。
『人々は皆、同一でなくてはいけない。皇帝を除く全ての民が公平でなくてはならない。
そして、例外は許されない。全ての人間が同じ権利を持たなくては平等な政治も行えないのだから』
新皇帝即位の年より皇国では様々な制度が施行された。
経済における社会主義、男女における完全な平等、年齢によらず優れた存在が上に立つべきであるという思考。
様々な法律ができていく中、後にこの王の評価する際に一番の問題とされるある刑罰が生まれる。
名を 『命欠罪』(メイケツザイ)
身体は平等であれ。生まれた時になんらかの身体機能の欠如を持つ存在は居てはいけない。
それらは他人の自由を侵害するだろう。1人で生きていくことが困難な生物は生きる他者の邪魔になるだろう。
だから、存在こそが罪であり、それを人と認めることなどありえない。
よって出生時、もしくは母体の中にて身体にレベル2以上の異常がある場合、
即座に担当局へ差し出さなければならない。また、本人やその周りが気づく、気づかないに関わらず、
それの提供を行わなかった場合。母とそれ共に炎獄の刑に処される。
この世に生まれてはいけない存在。そして、意味の無い命を与えられた者たち。
そしてその生んだそれらを殺すことのできない人々も当然のように現れた。
そして、都合の良いことに、それらの為の生きれる場所がこの国には存在した。
皇国の宗教上、完全支配外であり、国家における不完全干渉地域。
その一つである無人島。名を流願島、もしくは流癌島と呼ばれる地。法律の範囲外、
全ての存在が許される場所。
流願島。それを愛する人々は送る。胸に様々な思いを抱いて。
あるものは何故と呟き、あるものは無責任な自分の存在に嘆いた。
あるものは異常をもったそれらを何故自分の元に遣わしたのかと神を侮蔑した。
そして、あるものはそれらの幸せを願った。
No Bless Flagment,
祝福されることのない、人の断片達の物語。
これより物語は始まる。